運動会シーズンも一段落し、プレイバルーンのお手入れについてのお問い合わせが多く寄せらます。
トッケンでは、プレイバルーンのお手入れはクリーニング店、もしくはコインランドリーでのお洗濯をご案内しています。
クリーニング店にお任せするのが1番安心ですが、プレイバルーンの形や大きさから断られることもあるそうです。今回は、コインランドリーでプレイバルーンを洗濯をすることを想定して、2つの洗濯の仕方を検証しました。
1.洗濯ネットを使用するトッケン推奨コース
2.洗濯ネット無し・乾燥機までかける時短・ハードコース
〈洗濯する前に〉
まずはプレイバルーンについた砂や小石を払います。
どうしても生地が重なる部分が多くなってしまうため、裏返しながら念入りに砂を払います。
それでは実際に洗っていきましょう!
1.洗濯ネットを使用するトッケン推奨コース
型崩れや生地の痛みが気になるという方、洗濯ネットの使用をおすすめします。
5mのバルーンに対して、40×50cmの大きさのネットを使用しました。トップバリュで税抜98円でした。5mタイプがぎりぎり入る大きさです。「バスタオル2枚が入るサイズ」との表記がありました。
洗濯機はドラム式をご使用ください。(縦型洗濯機での検証は後述します)
洗濯機の容量タイプは重さで判断せず、実際にプレイバルーンを入れたときに余裕ができるサイズを選んでください。ネットに入れて洗濯する場合は一箇所に重さが偏るため、一回り大きめサイズの洗濯機をお勧めします。今回は容量18kgのタイプを使用しました。
洗剤の量はプレイバルーンの大きさによって調節してください。
それぞれのサイズの重量は以下のとおりです。
プレイバルーンの生地「ナイロンタフタ」は熱に弱い性質のため、洗濯温度設定は1番低い水温で洗濯をします。
洗い終わって取り出してみると、脱水後ですがプレイバルーンからは水がしたたっていました。
持ち歩きはビニール袋を使用するなどして、水濡れに注意してください。
干すときはバルーンが地面につかないように、なるべく広げた状態で干します。
2つ折りで干す場合でも半日ほどで乾きます。短時間で乾かしたい場合は、外側が乾いたら裏返したりたたみ直したりして、外気にふれる面を変えながら干すと速く乾きます。
2.洗濯ネット無し・乾燥機までかける時短・ハードコース
洗濯ネットには入れず、くしゃくしゃにしてそのまま投入します。
(写真では「縦型」で洗濯していますが、「ドラム式」をご使用ください)
水温や洗剤量の設定は推奨コースと同じです。
こちらはかなりしっかりと脱水されていました。
次に乾燥機にかけてみます。熱に弱い素材なので、低温モードで様子を見ながら行います。
10分後。外側はほとんど乾いていましたが、内側はまだ濡れていました。生地ひっくり返して入れ直し、さらに10分間。
こちらが合計20分乾燥させたもの。内側はまだ湿っていますが、8割方乾かすことができました。シワも思ったよりついていません。この状態から干せば、短時間できれいに乾燥させることができそうです。
縦型は故障の恐れが
縦型洗濯機で「洗濯ネットあり」「洗濯ネットなし」の2パターンで検証してみました。
「洗濯ネットあり」の洗濯機が、脱水時に激しい揺れ方をしていたため洗濯を中止しました。
「洗濯ネットなし」の方は、大きな揺れはなく通常通りに洗濯できました。
使用したのは容量5kgの「縦型」。プレイバルーンは2.5kgなので重量的にはOKだったのですが、1箇所に重さが偏るため洗濯機への負担が大きかったのかもしれません。
というわけで、プレイバルーンの洗濯には「ドラム式」の使用をおすすめします!
プレイバルーンは「ナイロンタフタ」という丈夫な素材でできているので、きちんとお手入れをすれば何年も使うことができます。きれいな状態で保管しておくと、次も気持ちよく使うことができますよ!
トッケン推奨コースの洗い方を動画でも紹介しています。ぜひご覧ください!